こんにちは、matsuと申します。都内の企業に勤める会社員です。夫と猫と都内で暮らしています。
stay homeが日常となったことを機にアロマテラピーの勉強を本格的に始め、2021年に公益社団法人日本アロマ環境協会認定アロマテラピーインストラクターの資格を取得しました。
本業と両立しつつ自分なりに頑張って取得した資格です。身につけた知識を忘れないようにするためと、試験では対象外だった精油にも触れていくことでもっと知識を深めていきたいという思いで「精油の学習帳」を運営することにしました。
アロマテラピーとの出会い
遡ること20年ほど前、私はシステム系の会社でウェブ関連の仕事をしていました。
がむしゃらになるタイプでもないのですが、当時は豊富なスキルを持っていたわけでもなくて肩肘張っていたのかもしれません。細かい仕事をしていたこともあり疲れが溜まりやすいのが悩みの種でした。
ストレスの解消法を考えるのが趣味でした
しんどいなあと思いながらも出社して働いて疲れて帰る日々で、蓄積するストレスをなんとかできないものかといつも考えていました。
マッサージは月に最低2回、他にもライブに行ったり飲みに行ったりヨガに勤しんだり。いろいろなことをして発散することでバランスを保った生活を送っていました。
いかに日々のストレスを軽減するかについて試行錯誤している時、とある商品に出会います。
たまたま知ったバスオイル
それはバスオイルなんですが、要約するとアロマテラピー効果でデトックスができますよ、という商品でした。
アロマテラピーという言葉は耳にしていましたが当時はなんのことかよくわかっておらず、良い香りで気分良く過ごすモノでしょう? くらいの適当なイメージしかもっていませんでした。
商品説明を読んでみると、植物の成分が体を温めたりリラックス効果をもたらす、などと書かれています。
香りだけじゃなく効能がある?
半身浴が好きだったこともありバスタイムが充実するならと、たしかネット通販で買った記憶があります。
届いて早速使ってみるのですが、100%植物の天然成分で作られるなんとも芳しい香りに、まず衝撃を受けます。
人工的な香りしか知らなかった私
もともと香水などは苦手だったので、香りが好みじゃなかったらきついなあと心配だったのですが、「これが本物の自然の香りなのか!」と思い知らされた瞬間でした。
驚いたのが、とにかく出てくる汗の量がすごかったんです。デトックス作用のバスオイルとはありましたが、こんなにすごい効果ってあるのかと。体がどうにかなってしまったのかと思うほどでした。翌日は体も軽く、快適です。
そしてもう一つ、不眠の悩みも抱えていたため、リラックスしてよく眠れるようになるというバスオイルも買っていたのですが、その効果もすさまじかった。落ちるように眠りにつけて目覚めもすっきりとでき、疲れるのに眠れないという大きな悩みが解消されました。
一粒で二つ分おいしい、みたいなところに惹かれる
香りが良いだけでなく効能がある、アロマテラピーとはなんてすごいものなのかと感動して、その後しばらくアロマに関する商品を探しまくることになり、どんどんのめり込んでいくこととなります。
アロマテラピーに資格があることを知る
既製品を買ったり調べたりをしつくして落ち着いてきた頃に、アロマテラピーに関する資格があるという情報を耳にしました。
既製品で充分満足していたし、自分で精油をどうこうするのはあまりイメージ湧かなかったのですが、そもそも「なぜよく眠れるようになるのか、そうなるメカニズムってなんなんだろう」などの素朴な疑問があったのも事実で、そういった疑問が少しでも紐解けるならとAEAJアロマテラピー検定を受験することにしました。
独学で2級まで取得
3級と2級を同時に取得できたのですが、植物や精油の特徴や歴史を学習し触れることで、より身近に感じることができ(日本ではメジャーではない精油もあり)、扱い方も学ぶことができて(使い方に注意が必要だった)とてもよかったと感じています。
猫を飼い始めてしばらくアロマをお休み
その後も日常的にアロマを取り入れる生活を送っていましたが、転職したり結婚したりなどの生活の変化があり、夫とふらっと立ち寄ったショップで一目惚れした子猫を飼うことになります。
動物とアロマの関係を調べるうち、どうやら猫にアロマを使用するのは避けた方が良さそうということがわかり、徐々にアロマテラピーから遠ざかっていくようになりました。
コロナ禍によってアロマブームが再燃
それから年月が経ち、世の中はコロナ禍に見舞われます。仕事は100%リモートワークで、ずっと家にいる生活となりました。
朝起きてリビングで業務開始、仕事が終わればそのままキッチンでご飯を作るといった生活様式が最初は慣れず、世の中のニュースにも不安になる毎日でした。
時間に余裕ができることでいろいろと考えた
先行きの見通しが立たない中でも、通勤の必要がなくなったことで時間にはゆとりが生まれて、いろいろなことを考える時間ができて、アロマテラピーのことを思い出しました。
久しぶりにブレンドしたり、アロマグッズを使ってみると、やっぱりとても楽しくて快適です。
朝は集中モードにスイッチできるし仕事が終わったら効率的にオフモードにできる。頭が重い時や肌が乾燥する時などに適したクラフトを作って楽しんでいました。
以前は花の香りばかり使っていたけれど、ウッディ系や柑橘系の奥深さにも気づきました。ちなみに、ブレンドは猫のいないところで行っています。
学びたいという欲が再び訪れ、上位資格を目指す
改めて興味と学習欲がむくむくと湧いてきて、アロマテラピー検定の上位資格であるアドバイザーの資格を取得し、そのままインストラクターの資格を目指すクラスを受講することにしました。
アロマテラピーの学校はいくつかありましたが、どこもzoomで受講ができるように対応されていて、カリキュラムの9割は自宅で学習することができました。
めでたく合格、そして。
試験勉強をすること約4ヶ月。受講前は解剖生理学が試験範囲に含まれることなんて知らなかった、なんて苦労もありながら、なんとか合格することができました。
がんばったその証明として資格を取得できるのって達成感があります。
ただ、習得した知識もほったらかしにしていたら徐々に忘れて、それまでです。私はアロマテラピーを今後の人生のライフワークにしたいと思っているので、いろいろと試行錯誤しながら学び続けたいと思っていますし、できればまたさらなる上位資格を目指したいです。
「精油の学習帳」について
ここで解説している精油の情報は、いろいろな書籍を参考としています。
AEAJの試験対策にもなるように編集していきたいと思っており、試験対象範囲の精油データや化学成分の分類はAEAJの公式テキストに則って掲載しています。
精油の情報以外にも、日常に寄り添うアロマテラピーに関する情報を掲載します。
読んでくださる方にとって共感されるものであれば、とても嬉しく思います。