ひんやりとした刺激と強い清涼感をもつペパーミントは、日用品や食品など幅広く利用され、スーパーでも見かけられる身近な植物の一つです。
冷却作用を持ち、その清涼感は芳香させるだけで気分をリフレッシュすることができ、夏場に頻繁に活用される精油です。ペパーミントティとしても活用できます。
ペパーミントについて
特徴
変異を起こしやすく多くの品種が存在する
ヨーロッパ、アジア原産で、80cmほどの草丈に育つ多年草。変異を起こしやすく、多くの品種が存在します。
ウォーターミントとスペアミントの自然交配でペパーミントが生まれたとされています。
イギリスミッチャム地方から世界へ
古代エジプト人、ギリシャ人、ローマ人たちが愛用してきました。
1750年以来、イギリスで商業的に栽培され続け、現在各国で栽培されていますが、主要供給国はアメリカ合衆国です。
湿り気のある気候が好条件なことから、イギリス産が高品質といわれています。
精油データ
学名 | Mentha x piperita |
別名 | セイヨウハッカ |
原料植物名 | ペパーミント |
科名 | シソ科 |
抽出部位 | 葉 |
抽出法 | 水蒸気蒸留法 |
ノート | ベース |
主な成分 | モノテルペンアルコール類 l-メントール ケトン類 メントン、イソメントン エステル類 酢酸メンチル オキサイド類 1.8-シネオール |
主な産地 | アメリカ、インド、中国 |
主な作用 | 去痰作用、健胃作用、抗炎症作用、抗ウイルス作用、抗真菌作用、昆虫忌避作用、殺菌作用、収れん作用、消化促進作用、強壮作用、鎮痛作用、免疫促進作用、皮膚再生作用 |
ペパーミント精油の効能
体への効能
適切な量を局部利用することで、咳、気管支炎、呼吸器の感染症を緩和します。
強い清涼感は、殺菌、かゆみどめ、鎮痛効果や炎症緩和、吐き気を抑えるなどに有用です。
希釈した精油をこめかみや頭皮に塗布すると頭痛を緩和できます。
心への効能
冷却効果があるため、むかっとしたことがある際に、高ぶった感情に冷静さを取り戻してくれます。
精神疲労や憂鬱な気分のときに、気持ちをリフレッシュさせてくれます。
肌への効能
抗菌作用や冷却作用が期待でき、オイリー肌や炎症や日焼け肌のケアに向いています。
ペパーミント精油の注意事項
乳幼児、妊産婦、授乳中の女性、てんかん患者には注意が必要。