墨汁のような香りと表現されることが多いパチュリ精油は、古くから香料の保留剤として利用されてきました。有名ブランドの香水にもしばしば使われています。
パチュリについて
特徴
熱帯アジアが原産の多年草
長さ10cm、幅13cmほどの毛で覆われた葉をつけて、成長すると1mほどになります。
精油は若い葉から抽出され、まず葉を乾燥させ、発酵してから蒸留します。精油はワインのように年月とともに質が良くなり、いっそう香りも強くなります。
医療現場や香水業界で重宝されてきた
パチュリという言葉はインド北部の言語からきたもので、マレーシア、中国、インド、日本で医療用として使われてきた長い歴史があります。
カシミール地方では衣服の虫食いを避けるためにサシェにしてパチュリを愛用していました。
オリエンタルタイプの香水の保留剤として使われ、1960年代にはジャスミンやサンダルウッドと並んで大流行しました。
精油データ
学名 | Pogostemon cablin(Pogostemon patchouli) |
別名 | パチョリ |
原料植物名 | パチュリ |
科名 | シソ科 |
抽出部位 | 葉 |
抽出法 | 水蒸気蒸留法 |
ノート | ミドル |
主な成分 | パチュリアルコール、ノルパチュレノール |
主な産地 | インド、インドネシア、スリランカ |
主な作用 | 鬱滞除去作用、強壮作用、健胃作用、抗炎症作用、抗菌作用、抗真菌作用、鎮静作用、収れん作用 |
パチュリ精油の効能
体への効能
強い結束作用があり、皮膚を引き締めてくれたり、また食欲抑制効果も期待できるため、ダイエットの強い味方となってくれます。
不安な気持ちを緩和する作用があり、風邪や頭痛のケアにも用いられます。
心への効能
土を思わせる香りのため、地に足をつけてしっかりと物事を考える際に有用です。
肌への効能
スキンケアにも有用で、ドライスキンやアンチエイジングに、また皮膚細胞を再生させる効果をもつことからニキビや吹き出物などにも使用できます。
パチュリ精油の注意事項
必要箇所に正しい濃度で利用する場合、特になし。