レモンバームとも呼ばれます。甘いレモンのような、紅茶飴のような香りです。
16世紀のスイスの医師はメリッサを蒸留し、「エリクシール(不老不死の妙薬)」と呼びました。
さまざまな作用を持ちますが、主にアレルギーや精神的疲労を持つ人の強い味方となってくれるでしょう。
メリッサについて
特徴
ギリシャ語で「ミツバチ」を意味する
60cmほどの丈に成長し、少し毛が生えていて、へりがギザギザとした小さな葉をつけています。
黄色がかった花が咲き、甘い香りが蜂を引き寄せます。
精油含有率が低いため高価な精油のひとつ
5tの葉から1lの精油しか採れないため、安価なメリッサ精油は似た成分で作られているかもしれず、注意が必要です。
「レモンバーム」としてもよく知られ、この「バーム」とはバルサムを縮約したものです。
ローマ人の手でイギリスに渡り、その後フランスでは修道女たちがトニックウォーターに加えて利用し始めました。
エリザベス朝時代には、ワイン作りに使用され、のちに家具を磨くために用いられました。
精油データ
学名 | Melissa officinalis |
別名 | レモンバーム、セイヨウヤマハッカ |
原料植物名 | メリッサ |
科名 | シソ科 |
抽出部位 | 葉 |
抽出法 | 水蒸気蒸留法 |
ノート | ミドル |
主な成分 | セスキテルペン炭化水素類 β-カリオフィレン モノテルペンアルコール類 ゲラニオール、リナロール アルデヒド類 シトラール、シトロネラール |
主な産地 | アメリカ、イギリス、イタリア、フランス |
主な作用 | 抗不安作用、抗ウイルス作用、抗炎症作用、抗真菌作用、消化促進作用、鎮静作用、鎮痛作用、鎮痙作用、抗ヒスタミン作用 |
メリッサ精油の効能
体への効能
薄く希釈して利用することで抗アレルギー効果が期待できます。花粉症にはブレンドに加えて芳香させ、皮膚のトラブルには湿布や軟膏に加えると良いでしょう。
子宮強壮作用を持ち、PMSの緩和や月経の正常化等が期待できます。
虫刺されを落ち着かせる作用や虫除けの作用があります。
心への効能
鎮静作用を持つためストレス対処に入浴やトリートメントとして利用すると良いでしょう。心のバランスを保つ効果を発揮してくれます。
メリッサ精油の注意事項
アルデヒド類が入っているため、高濃度の場合に皮膚刺激などの注意が必要です。また妊娠中の使用は避けましょう。