ミカン科の中でも光毒性を持たず(イエローマンダリンを除く)、安心して利用できるイメージがあり、アロマ利用者の中では柑橘系で最も使用頻度が高いという人もいます。
作用も穏やかで芳香もあり、特にレッドマンダリンはどこかほっとさせてくれる魅力があり、睡眠時などに大活躍してくれる精油です。
マンダリンについて
特徴
成熟度により3つの顔をもつ
常緑樹で光沢のある葉をもっています。香りの良い小さな白い花を多く咲かせ、秋から冬にかけて球形の果実を実らせます。
収穫の時期の差でグリーンとイエロー、レッドに分かれます。
グリーンは若くフレッシュな香りで、イエローはリモネンの含有量が最も多く、レッドは成熟しているため光毒性の心配がありません。
温州みかんと同じグループに属する
中国南部から19世紀初頭にヨーロッパに渡ります。アメリカには19世紀中頃にイタリアから持ち込まれました。
アメリカではのちにタンジェリンと改名されることになりました。
漢方で使われる「陳皮」とは、マンダリンか日本の温州みかんの皮を指します。
精油データ
学名 | Citrus reticulata |
科名 | ミカン科 |
抽出部位 | 果皮 |
抽出法 | 圧搾法 |
ノート | トップ |
主な成分 | モノテルペン炭化水素類 リモネン、γ-テルピネン、α-ピネン、β-ピネン、ミルセン |
主な産地 | 中国、ブラジル、スペイン、中近東 |
主な作用 | 強壮作用、催眠作用、鎮痙作用、消化促進作用、収れん作用、鎮静作用 |
マンダリン精油の効能
体への効能
消化器系に働きかけ、消化を促し、食欲を刺激します。
作用が穏やかに機能するため、子供や妊婦などに安心して使用することができます。
体の調子が良くない時には強壮する作用が働き、生気を蘇らせて強める作用があるようです。
心への効能
気持ちをリラックスさせる効果があり、頭が考え事でいっぱいで眠れない時などに使用すると、早急に鎮めてくれる作用があります。
同時にリフレッシュする効果もあり、明るく高揚させ、不安や憂鬱感を払いのけてくれます。
肌への効能
妊娠線の予防に使用されることがよくあります。キャリアオイルで0.5%以下で希釈し、妊娠7ヶ月以降に使うと良いでしょう。ラベンダーやネロリと組み合わせると良いでしょう。
マンダリン精油の注意事項
必要箇所に正しい濃度で利用する場合、特になし。